当院でのお産について(芦屋・小野レディスクリニック)です。

芦屋・小野レディスクリニック

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「子育て支援を目指して、夫のみの立ち合い分娩を実施しています」




当クリニックでは、コロナ禍での感染防止対策を十分にとったうえで、夫のみの立ち合い分娩を実施しています。
その理由は、現在の子育てには、夫婦共同の育児が必要とされています。
共同育児とは、ママの育児をパパが手伝うのでなく、それぞれが育児役割を持って育児をすることです。 そのためにも、子どもの出生時には夫が立ち合い、夫婦が共同で出産を乗り越え、産み出した子どもという実体験が役立ちます。 立ち合いでの感染リスクは0ではないという課題はありますが、立ち合い出産しないリスクのほうが子育てには課題と当クリニックでは考えています。
 陣痛は分娩には必要なもので、その折の産痛は呼吸法でコントロールできます。 夫は妻の呼吸法をリードして夫婦共同の出産を体験しましょう。 院長、助産師、看護師が常に側にいて支援いたします。 ぜひお問い合わせください。

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『お産は痛い!』というイメージ


女性にとって「お産は痛い!」というイメージがあると思います。
このイメージこそが、実際のお産の際に陣痛をより一層強くしてしまいます。
それは「痛い」という恐れが、必要以上に体に力を入れさせてしまうからです。
ひと昔前は、四人以上のお産をされた方が多く、「お産は慣れよ」と安心できる情報がありました。しかし現在は、一人二人のお産経験者がほとんどで、そのような安心する情報がなく、「お産は痛い、怖い」というイメージに囲まれ、お産の際に力が入りパニックになったり、痛いと叫んだりしてしまう方が増えてきたと思います。

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陣痛と生理痛は同じしくみ(痛みの本質)


この「陣痛と生理痛は同じ」ということを納得して頂けると、女性の皆様はお産に対する怖いというイメージが変わると思います。
実は両者共、子宮の筋肉が収縮し、子宮内のものを押し出す時に起こる子宮筋の収縮の痛みなのです。どちらも仕組みは同じです。
子宮の収縮と弛緩を交互にしながら、勝手に始め、勝手に終わらせています。一旦始まれば、終わりまで続きます。だから、女性は一旦陣痛が始まれば子宮に任せてリラックスしていればいいのです。弛緩の時は、収縮していないので痛みはないので、休んでいていいのです。問題は収縮痛のある時にこの痛みをどうするかです。
この痛みを逃すのに腹式呼吸の痛み逃しが非常に有効になります。

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呼吸が痛みへ与える影響


息を吐くときにはヨガでもあるように、体の筋肉の緊張がほぐれてリラックスできます。逆に息を吸うと、体の筋肉が緊張し体全体に力が強く入ります。
陣痛の痛みの本質は、子宮の筋肉の収縮、緊張ですので息を吐 くと体の力が抜け痛みが和らぎ、息を吸うと力が入り陣痛の痛 みがより一層増します。つまり息を吐くということが弱い鎮痛 作用になり、吸うことには増痛作用があります。
陣痛の時、吸うことによる増痛作用をなくすことが重要です。
それを可能にするのが当院で行う 『痛み逃し・腹式呼吸分娩』です。

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『痛み逃し・腹式呼吸分娩』の方法


陣痛には痛みの強さに段階があります。それぞれの段階に応じた息の吐き方で痛み逃しをします。
しかし、息を吸う時に増痛になっては困るので、当院独自の腹式呼吸の吸い方をします。すると不思議なほど痛みは強くならず、陣痛全体が驚くほど楽になります。この呼吸法を簡単に説明すると、息を吐くときはお腹を引っ込めて吐き、息を吸うときはお腹の力を抜いてお腹を膨らませます。とすると空気を吸うのではなく、力を入 れなくても空気がスッと入るのを自覚していただけると思います。
とても簡単で誰にでもできます。実際に来院されたらすぐに経験できます。
この方法をふまえた呼吸法だと「痛い!」と声をあげたり、パニックになる必要がなくなり穏やかなお産が可能になります。

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当院でのお産


痛み逃し・腹式呼吸分娩』により、痛がらない楽なお産で多くの産婦様に喜ばれています。また小さなお子様も含め家族の皆様で立ち会って頂き、出産の感動的な瞬間に立ち会って頂いています。
そして満足なお産ができるとその後の母乳育児への移行がスムーズになります。
また、出産に立ち会ったご主人もとても感動し喜ばれ、 育児参加を積極的にされる方が多いです。

当院でのお産の実例

43歳・44歳・45歳 高齢初産の方々

お二人とも、「痛い!」との叫び声もあげず、酸素投与も会陰切開もなく赤ちゃんを元気に出産されました。
赤ちゃんの頭が出てくるところを、手で触ったり手鏡で確認したりしながら余裕ある穏やかなお産でした。
ご家族も出産に立ち会われ、大変喜ばれました。

 

33歳 4,808gの第二子出産の方

4,808gのビッグベビーを会陰切開なく叫び声もなく赤ちゃんを元気に出産されました。第一子は他院で会陰切開されたそうです。今回は非常に大きい赤ちゃんにも関わらず、会陰切開せずに出産できたので、産後の経過が非常に良く大変喜んで頂きました。

当院ではこのような方を応援します

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